2014年03月10日
むし歯予防の専門家に聞きました!

世界のむし歯予防専門家52人に聞きました。

「30年前に比べてむし歯は少なくなってきました。その理由は何ですか?」

 

歯医者さんで歯磨き指導を受ける人が増えたからですか?

  いいえ!

砂糖を制限しているからですか?

  いいえ!

フッ素入り歯磨き剤を使用したからですか?

  はい!201403091726372936.jpg

専門家の63%がフッ素入り歯磨き剤の使用が非常に重要だと言いました。

 

水道水をフッ素化したからですか?

  はい!

この質問にはさらに多くの75%の専門家が非常に重要だと言いました。

 

フッ素にはむし歯予防の強い効果が認められています。

残念ながら諸外国では認められている水道水のフッ素化は日本では認められていません。

 それでは、フッ素入り歯磨きを上手に使ってむし歯予防を実践しましょう。


 
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隣接面カリエス(歯と歯の間のムシ歯)をふせごう
歯と歯の間はプラークがたまりやすく、しかも掃除がしにくい場所です。
つまりムシ歯になりやすい場所です。

歯と歯の間のムシ歯にどう対応するかが、歯の寿命を決めるポイントになるように思います。

その理由は、
1. 
発見が遅れがちです

臼歯(奥歯)の溝もムシ歯になりやすい場所です。しかし歯の中央に穴があけば患者さん自身でも容易に発見できます。しかし、歯と歯の間のムシ歯はある程度の大きさになってから(図ではの状態で)穴があくため発見が遅れがちになります。つまり、ムシ歯が発見された頃にはかなりの歯がダメージをうけてしまっています。

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2. 治療には歯の健康な部分をけずってしまいます

歯と歯の間のムシ歯を治療する場合は一般的にインレーと呼ばれる詰め物を行います。インレーを作るためには歯を削って型どりをします。型どりした歯型に石膏を流して歯と同じ形の模型をつくります。その模型の上で金属やポーセレンなどの材料を用いて精密な詰め物を作るのです。

ムシ歯が歯の側面だけであっても、歯の噛み合わせの部分を削って詰め物を作らなければなりません。つまりムシ歯に侵された歯の側面部分だけでなく健康な噛み合わせの部分も犠牲にしなければインレーは作れないのです。

できるだけ歯を削らない治療を行ないたい立場としては大変心苦しいことです。

3. 
歯ぐきの下にまで進行したムシ歯は治療が大変困難です

不幸にして発見が遅れて進行したムシ歯では、時に歯ぐきの下にまで進んでいます。

歯ぐきの下深くまで歯を削った場合、型どりの作業が大変難しくなります。歯と詰め物の境目をぴったりあわせることができません。また、歯ぐきの下に境目がある場合、患者さん自身ではみがく事ができません。それによってムシ歯の再発が大変高い確率で起こってしまいます。


隣接面カリエスはいったん起こってしまうと治療が大変で、しかも予後が悪い(再びムシ歯を再発することが多い)というやっかいなムシ歯です。

 


 
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フッ素による虫歯予防【乳歯の虫歯予防】
宮本歯科・矯正歯科では、フッ素による虫歯予防をお勧めしています。

特に以下のようなケースは積極的にフッ素使用をお勧めしています。

【乳歯の虫歯予防】
【初期虫歯の進行抑制と改善】
【修復物が多い口腔内の二次カリエス予防と抑制】
【歯周病が進行して歯根面が露出している歯の根面カリエスの予防と抑制】

それぞれのケースについて順番に少し詳しくお話します。




【乳歯の虫歯予防への応用】20080402184711_1.JPG

一般的に乳歯のほうが永久歯よりもエナメル質が薄く歯質そのものも柔らかく出来ています。
そのため虫歯になりやすくかつ進行しやすい性質があります。
それだけに積極的な虫歯予防が必要で、虫歯になった場合も出来るだけ進行を抑える必要があります。


当院では乳歯に対してフッ素は非常に有効だと考えております。
フッ素は歯に取り込まれることで歯質を強く硬くする効果がありますが、さらに乳歯のほうが永久歯よりもフッ素の感受性が高く歯質内に取り込みやすいというデータもあります。


また、フッ素が虫歯菌そのものを抑える働きもあり、口腔内環境をより良く保つためにも効果的です。
治療や検診で当院を受診なさった方には比較的高濃度のフッ素塗布を年に2〜4回行っています。
また虫歯になりやすい溝の部分に詰めて予防効果を発揮するタイプのお薬もあります。
期間や回数は年齢や歯の状態虫歯の状態などによって変わってきますので、詳しくはスタッフにお尋ねください。
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また、ご家庭でもフッ素入りの歯磨剤を使うことをお勧めしてます。
最近はかなりの種類の子供用歯磨き剤にフッ素がはいっています。
(成人用にもフッ素入りが増えました)
濃度は低いですが毎日使用することで蓄積効果が期待できます。



当院の受付にたくさんの口腔ケア用品を用意しています。
歯磨剤だけでなく、清掃後に歯の表面に直接塗ることが出来るフッ素ペーストも優れものです。
虫歯になりやすいお子さんのためのフッ素洗口剤(ご家庭でうがい薬として使っていただく)もあります。
詳しい内容やお勧めのものはスタッフにお気軽にお尋ねください。

 
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フッ素による虫歯予防【初期虫歯の改善と抑制】

今回は【初期虫歯の進行抑制と改善】についてお話します。

脱灰という言葉をご存知ですか?
歯の表面のカルシウムや燐酸などが、虫歯菌の酸によって溶け出してしまう現象です。

では再石灰化という言葉は?
一度溶け出したカルシウムなどが、再びエナメル質の内部に戻ってくることです。


お口の中でこの脱灰再石灰化が常に繰り返されています。
それぞれが等分でバランスが取れていれば、虫歯が進行することはありません。
逆に脱灰の量が再石灰化を上回る状態が続くと歯は次第に溶けて虫歯が進行していきます。

そこで、フッ素の登場です。
フッ素は唾液中に溶け出したカルシウムなどを歯に戻す手助けをしてくれます。
初期の虫歯(エナメル質に限局した浅い虫歯)であれば、再石灰化をフッ素で促進することで改善を期待できます。


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明らかな改善がなくても、それ以上悪化しないように進行を抑制する効果もフッ素にはあります。

ですから、単に予防だけでなく軽度の虫歯に対する対策としてフッ素の活用をお勧めします。

乳歯のの虫歯にはもちろん、大人の永久歯の虫歯に対しても有効性が確認されています。

成人の方でも虫歯のリスクが高いと判断した患者様にはフッ素をお勧めしています。
詳細についてはぜひスタッフにお尋ねください。


 
歯科治療の悪の循環から脱するために
削ったり詰めたりすればするほど歯の寿命は短かくなってしまう?


歯科治療を繰り返された患者様からよくご要望を受けます。
   「どうか長持ちする治療をやってください!」

歯科医が詰め物や被せ物をつくる時には、なるべく長持ちするようにその歯科医が持つ技術や知識を総動員させています。好き好んで長持ちしない治療をやる歯科医はいません、詰め物や被せ物がトラブルを起こすのは、患者様にとってショックなのは当然ですが、それをつくった歯科医にとっても同様にショックなのです。

しかし現実には悲しいかな、一度治療した歯や歯ぐきのトラブルは絶えません。
なかには歯科治療の悪の循環を起こしてしまっている患者様を目にすることもあります。
小さな詰め物が再度のむし歯で金属の詰め物に、さらには再々度のむし歯で神経もやられて被せ物に、次に再々々度のむし歯が被せ物の下からおこり、ついには抜歯へ。まさに治療放置を繰り返せば抜歯へとまっしぐら。
患者様自身の悲しみと同様に歯科医にとっても大変つらいものです。

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歯科治療の悪の循環にはまらないためには、予防しかないのです。

具体的には、
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まずは小さなむし歯でもつくらない、軽症の歯周病にもならないこと

20071018200723_1.gif不幸にしてむし歯や歯周病になってしまったら、なるべく軽症の状態にとどめること


     が必要です。

そのためには、

20071018200723_2.gif定期健診で病気の早期発見・早期治療を行うこと

20071018200723_2.gif専門家のクリーニングによって病気の進行を抑えること

     が重要です。

今後さらに具体的な内容や役立つトピックスを追加していく予定です。