2014年05月06日
歯科医療のこれから

宮本歯科・矯正歯科のスタッフは日本ヘルスケア歯科学会に入会し研鑽をつんでいます。

ヘルスケアとは聞きなれない言葉ですが、「健康の維持増進に関する行為」とされています。日本ヘルスケア歯科学会は予防歯科を実践する開業医を中心とした学会です。なぜ予防歯科が重要なのでしょうか?

 

日本の歯科医療の技術はOK、でも予防はダメ?

多くの方にとって歯医者へ行くのは、「痛いから」「詰め物がとれたから」・・・トラブルが起こってからです。歯科医療はむし歯や歯周病を治療してナンボ、の世界です。日本の健康保険制度もこれに沿っています。ご存じの方も多いと思いますが、日本の保険制度では予防は適応されません。患者様が「クリーニングしてほしい」と歯医者へ来られた場合は、歯周病の検査をして病気があることを診断してから歯石をとることになります。しかし、むし歯や歯周病をほったらかしにしていた方に保険がきいて、予防したいと考えている方に保険がきかない、とはあまりにヒドイ制度ではないでしょうか?

 

治療中心の歯科医療ではダメなの?

歯科医療技術は進歩しています。むし歯を削って、詰めての技術も、歯周病を治す技術も、はたまた歯を失った後のインプラントの技術も大きく進歩しました。しかし、それで日本人のお口の健康は著しく進歩したのでしょうか?歯科医院で実際に治療していても治療のやり直しの数はまったく減りません。一度治した歯がまたトラブルを起こすことは残念ながら頻発しています。

 

神経をとった歯の寿命は短い!

たとえば、神経をとっていわゆる差し歯にした歯の寿命は健康で大きなむし歯のない歯に比べて寿命は明らかに短くなります。たとえば宮本歯科・矯正歯科で定期検診を受けている方は明らかにむし歯や歯周病で歯を失う確率が低くなっています。しかし、過去に神経をとった歯がかみ合わせの力で割れてしまうトラブルで抜歯になるケースが多発しています。患者様も自分の歯を丁寧に磨いて、我々も定期検診で万全の備えをしているハズなのに・・・

 

結局これを防ぐには「神経をとるような大きなむし歯にならないこと」が大変重要になるのです。